インド生活20日目

あっという間に3週間弱が過ぎた。

平日は仕事してるから時間がたつのが早いです。感覚として、3週間弱もいるのに、全然街をみれてない気がする。

住まいは相変わらず職場の二軒隣のホテル。2週間滞在が過ぎた時に交渉して1000円負けてもらい延泊中。住居探しは相変わらず進めてますが、なかなか思うように見つからない。もう20件以上みてるけど、ようやくこちらの趣向も理解し始めてくれているようで。ただ家を決めても、そこから修理したり壁塗りなおしたりするから、やはりあと2週間以上はかかりそう。

ホテル代もデリーは結構高いので、早く家を見つけて引っ越したいけど、逆にこれから2-3年と長く住むことを考えるとある程度しっかりと納得してから決めたいし。

仕事は文化芸術関係の事業を引きついたところ、さっそく専門家のリサーチや会議等で人が波のように押し寄せてきて、空港出たけどタクシー来てないとか、帰りのピックアップの時間変えてほしいとか、四六時中かかってくる。まだ自分も慣れてないので、もう少しうまくさばかないとダメだなと反省しつつ、好き勝手いう皆さんにもイラつきながら。一年の半分は暑すぎて何もできない国なので、これから半年が事業盛りだくさんらしい。当分はあわただしい日が続きそうな予感。

あと、来て早々妊娠中の妻に少しハプニングが起き、結局インドの病院で3泊4日の手術入院をした。これはさすがに大変だった。何が大変って、まずインドの病院のシステムがわからないし、そもそも知り合いの医者もいないし。しかし周りの方に助けられながら、であった医者も良い人で、むしろ日本にいた時に診てもらっていたとある田舎の医者よりかなり丁寧に見てくれたおかげで発見できたと確信できるくらい。

病院ネタに関してはいろいろとありますが、特に覚えておきたい注意点(万が一、今後インドに行く方へ)。

1.完全前払制

何をしてもらうにも、まず金をはらいます。

先生に診てもらうにも、検査をするにも、入院するにも、まずは金を払ってそのレシートをもって先生の部屋へ案内してもらいます。

2.先生への予約制

予約をしないで行くと、確実にたらいまわしにされます。今回は、ほかのスタッフが予約を入れてくれたおかげで、スムーズにいったけど、とにかくまず病院に行ってみようとすると、確実にたらいまわしにされます。旅行者だと難しいけど、いずれにせよ電話一本入れてから行った方が、確実にスムーズ。

なんとなくの印象だけど、インドは「先生と患者」との関係が強くて、日本のように「病院と患者」という関係とは少し違う気がした。先生の携帯番号を入手して先生と諸々やり取りし、すべての日程を決めていく。入院するためのベッドの確保は自分で直接そのセクションとやり取り。

最後に、携帯電話を買った。

職場から支給された携帯電話があまりに旧式で文字が読めず、結局自腹で電話機のみ購入。

こっちはSIMカードを移しさえすればどの携帯電話使ってても同じ番号でかけられるし、電話帳やメールの履歴もすべて移せる。

いろいろと迷ったけど、結局Blackberryが想定していたよりかなり安かったので購入。

11800ルピー(=22000円くらい)だったけど、これは非常に便利。特にSMSというショートメールを送るとき、こっちではかなりこれ多用するんだけど、キーパッドがあるので打ちやすい。

通話音声もかなり聞きやすくなった。

ホテルとオフィスの往復ばかりで、空いてる時間は家さがしなので全然街を見れてないけど、来月くらいにはじっくりオールドデリーの方も行ってみようかと思ってる、今日この頃でした。