ARJS2009 第4戦 南信州大会 その3

レースを終えて、振り返り。
今回のレースも、本当に色々と反省点が多かった。
というか、優勝の喜び以上に反省点の方が大きかったかも。


1.自らの身の安全確保
アドベンチャーレース、というか山系のスポーツのすべてにきっと言えるんだろうけど、自らのみは自分で守るのが鉄則だと思っていたが、その認識が甘くなっていた。懸垂下降での大失敗は、一歩間違えたらやばかった。
今回は3人同時で、しかも隣同士がスリングで繋がっていたので、自分がずるずるって落ちていっても真ん中の人が止まってれば止まるので、一気に落下ということも無かったのだが、ハーネスがもっと緩んでたり、他に幾つか何かが重なっていたらやばかった。
まだまだ経験の浅い自分のような人間は、きちんと各種目準備をした上で望まないといけないなと。

ということで、これをいい教訓として、この冬はクライミングもきちんと初めてロープワークもしっかり身につけなければいけないと思った。



2.相変わらずダメな水系種目
昨年やって、同じことを思ったのにもかかわらず全く成長せず。そりゃ、練習しないとダメに決まってるんだけど。今回は強いチームと組んだので、自らのダメさが顕著にわかり、またそれで迷惑かけるのが申し訳なく思い。
全体的に、練習しやすい種目、パワーだけで比較的何とかなる種目、そういうことばかりをやってしまっていて、「鍛えにくい部分」をおろそかにしがちだったと思う。それは川や海に行かないと練習できない水系種目とか、クライミング技術とか。比較的心拍を追い込むほうが運動した感があって好きなんだと思うけど、もっと技術力を要すること、技術があればだいぶ楽に進むようなことを、きちんと積み重ねないといけないと感じた。

ということで、この冬はラフティングやカヤック等の水系種目もしっかりと特訓。



3.SPDシューズ、ポジショニング等MTB全般
これも全然活かしきれなかった。踏み込みを意識したらペダルの引き上げがうまくいかなかったり。まあ買ったばかりなのでしょうがないのだろうけども。
これもやはりペダリングの練習あるのみなので、できるだけ普段から自転車に乗るようにして、ペダリングの練習をしよう。
ポジショニングの調整とか、マップ台にも改良の余地があるので、いつも思っていながらなかなかできないが、改良して試してと繰り返さなければ。


4.焦りすぎ
全体的にスピーディーなレース展開だったこともあったけど、焦りすぎだった。
補給を取るタイミングはMTBの登りのタイミングとか色々あったはずだけど、うまくとれず。それもきっと原因で、足の攣りも引き起こす。懸垂下降ではしっかりとザックをベルトで体に固定しておらず、これも失敗の一因。スコアOでもありえないミスをしてしまったり。チームスポーツだけど、引っ張られて自分を見失っていては本末転倒。やるべきことはしっかりやって、一緒についていかなければ。

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どうしても参加しやすいランのレースとかを入れすぎてしまうのだが、今後はもう少しバランスよく、計画的にやっていきたい。
特にこの冬は水の種目とクライミング、これを中心にしてベースアップを図ろう。レースに出てみて、普段使わない筋肉がよく分かる。

もちろん、マラソンも控えてるのでしっかりランの練習はしないといけないが、考えてみるとこれまでもしっかりと集中した練習は週に1-2回しかできてないので、メリハリつけてやればランの練習量落とさずに、十分やれる気がする。