第17回日本山岳耐久レース その3

今年もハセツネが終わった。
毎年思うのだが、終了直後の想いとか反省点をひたすら書きとめておくと、来年役立つ。
なので、かなりつらつら長い内容だが、あくまでもこれは自分のためのめもということで。



結果は当初の目標を大幅に上回り、とりあえずは満足のいくものだった。

場所名 距離(km) 2009年 2008年 2007年
五日市中学校 0.00 13:00 13:00 13:00
浅間峠(第1関門) 22.66 16:38(374位) 17:06 16:38
三頭山 36.32 19:30 20:00 19:45
月夜見第2駐車場(第2関門) 42.09 20:25(320位) 21:14 21:18
御前山 46.57 21:30 22:32 22:25
大ダワ 49.77 22:05 23:13 23:15
大岳山 53.71 22:48 0:12 0:15
長尾平、御岳山(第3関門) 58.00 23:28(253位) 0:55 1:06
日の出山 60.55 23:55 1:28 1:30
五日市会館(ゴール) 71.50 0:58(231位) 2:43 2:53


事前に作成していたコースマップと想定通過タイムの紙をレース途中に落としてしまい、各地の通過地点をメモしてたのになくしてしまった。なので前半の関門以外の通過タイムは不明*1。後半はなんとなく覚えていたので記録した。


過去の成績が、13時間53分、13時間43分だったので、今回11時間58分という結果は1時間45分短縮できたということだった。レース中の細かい状況はまた別途書くとして、今回のタイム短縮を振り返ってみると、

・補給方法の変化
・休憩

の2つによるものだと思う。


今年は昨年に比べてそんなに走りこんでいたわけでもなく、むしろ8月の出張や9月の夏休みで余り走れなかった。ただ、7月の志賀高原50k王滝100kを経験して、いつも補給食をもちすぎていたことを少しずつ改善していくことができ、また最終的に固形物無しでも行けるようなところまで行けた。これを踏まえて、今回の補給食は基本的にケミカル系のみとしてみることに。
sumiさんからも言われていたのだが、運動中にモノを食べるということは体の負担以外の何者でもないとのこと。理想的には何も食べないのがいいのだが、ハセツネくらいのレースになるとそういうわけにもいかない。となるとできるだけ体に負担をかけずに吸収できるものを摂取する必要がある。昨年の里アドハセツネでも、途中気持ちが悪くなってしまうことがあったが、あれも明らかな補給ミスだった。

今回の消費物質は以下の通り

カーボショッツ    7本
パワージェル     4本
アミノバイタル(粉末)9袋 
べスパ        2.5個
濃縮レモン+ハチミツ(ミニボトル) →かなり余った


水(ハイドレーション)
→2L+1L(第2関門補給)+1L(御嶽神社
その他飲料
→1L(クエン酸飲料)+0.5L(第2関門、ポカリスエット)+0.5L(御嶽神社クエン酸粉末

どうしても人より水を取りすぎてしまう点は改善点ありそうだが、感覚としては年々水の量は減っている気がする。今回は過去2回のように第2関門前で水不足の不安に駆られることも無く。
またレース中はクエン酸、というのもいわれて今回は初めてクエン酸を使用したが、そのお陰もあてか足が最後まで動いた。タイツもCWXではなくC3fitに変えて血流重視に変えたからかもしれない。
膝はテーピングを念のためしたが、その甲斐もあって最後まで全く痛くもならず、もっと追い込めたのえはないかとも思ったり。


あと、今回のレース中では一度も止まって休憩は取らなかった。上位選手はこれが普通なのだろうけども、ヘッドランプの交換のために土俵岳頂上で、第2関門の月夜見第2駐車場で補給のため、あとは御嶽神社で水を汲むため(これはいらなくなるような工夫が必要)、に少し止まったくらいだが、腰はおろさず、いずれも2-3分くらいで用を済ませて、前へ進んだ。補給はすべて歩きながら。これが結果的には体が冷めず、また思ったほどきつくも無く、結果的に心拍もある程度保ったままですすめるのでよかったのかもしれない。


レース結果を振り返っても、特に三頭山後辺りからの走り、あとは最後の金比羅尾根の辺りがおおきく上回るレース展開ができていたようだ。

*1:ロガーで記録をとっていたので、それが生きていえば分かりそうだけれども