エクストリーム奥大井大会


週末は久しぶりにアドベンチャーレースへ。
6月の安曇野以来で、アウトドア系の遊びも7月以来だった。

今回はクロマニヨンズのメンバーで、紅&哲さんと組んだ。自分の使命は「完全完走」!!
二人で完全完走を絶対したいという話もあり、組んでもらえたからにはそれを目指そうと、行きの車中で盛り上がる。

途中海老名PAでケイチャンらと合流しつつ、現地に2:30頃に到着。
翌朝は7:00頃に起きてゆっくり準備。前泊でスタート遅いと、ゆっくりと準備ができていい。

今回は静岡県の奥地、奥大井にもかかわらず68チームも参加!!
年を重ねるにつれてエクストリームも一般に浸透して来てるなー、と思った。
やはり1日のレースで、スタートも10時だと都内からも参加しやすいからか。


今回のコースは、ほとんどすべてMTB
チームチャレンジでしりとりをやって、CP1からCP6までひたすらMTB

チームチャレンジでは60番と相当出遅れたが、その後のMTBで少しずつ追い上げる、スタートの八木キャンプ場(359m)からロードの執終着点CP3に着いたのが10:45。
ここからCP4、CP5と林道を登って行く。CP5の高山(1010m)まではひたすら牽引で引っ張る。紅さんもかなりパワーがついてきてて、全部乗りつづける。さすがに引っ張られてるとはいえ、それに乗りつづけるのはそれで力がないと乗れない。哲さんは哲さんで、一人で淡々と、時に前後をサポートしてもらいながら上り続けてく。

CP5についたのが12:12。ここで一気に20番台まで順位を上げる。乗り続けたのが効いてるかも。

CP6に向けては880mくらいまで下って、また登り。哲さんが若干疲れ気味になってきたので、今度はひたすら哲さんを牽引。紅さんは自力で登り上げていく。紅さんは後半に入って徐々にコンディションアップ。

CP6に着いたのが13:14。ここの関門時間が14:30だったから、そんなに悪くは無い。到着時に、その時点で2位のKIWAMIがトレッキングを終えて戻ってくる。
ここにMTBを預けて、山へ。
CP7、CP8を取る。
CP7はショートカットして取るルートを多くの人が選択していたようだが、今回は地図上のルートを忠実になぞって取りにいた。若干のタイムロスになってしまったのが反省点だが、あの瞬間は、少しでも確実なほうを選択したかった。地形上は道が消えかかってたけど、地図と方位と地形を確認しながら進んでルートを設定できた。
哲さんは相当つらそうだが、ガンガン補給してもらって何とか追い込む。紅さんはガンガン前へ進む。自分もひたすらの牽引で既に腿の前がピクピク。

二つを取って戻ってきたCP9が14:58。
ちょっとかかりすぎたけど、最後の関門CP11が16:30なので、一安心。後はMTBで下るだけ。。。


という、ちょっとした油断が、大きな落とし穴だった!

南西に下っていくだけ、だと思ってがーっと何も見ずにしばらく下る。すると5チーム以上が止まってる。確かに道が北に向かって降りていている。これはおかしい。

どんなところを通るときでも、方位と高度と地形から現在位置を確実におさえていかないといけない。地図には無い、新しい大きな道があることはしょっちゅうであり、今回はそのケースだった。

うろうろとするチームを目の前にどうするか一瞬悩むも、とにかく現在位置を把握できてないので、分かるところまで戻ることに。
最初からやり直し、一つずつ分岐を確認。すると、一つ見落としていた分岐があった!!

結局大きな林道から脇に入る道こそが、地図上に記載されている道で、間違えた道は一つ北の尾根を下っていたことが。

ここのトレイルは途中岩が露出してるところもあったけど、本当に気持ちのよいルートだった。エクストリームなのに、最高!!

しかし途中、なかなかテクニカルなところもあり、また時間も迫り来る。あれほどあった時間も後30分。これは微妙か?

紅さん、哲さんもガンガン下る、途中何度も吹っ飛びながら、気合で降りていく。なんというか、後ろで走りながらも気迫が伝わってくる。


しかし!!


ここでさらなるミス。
なんと下りに集中しすぎて、CP10を見落としたーー!!
なんと本末転倒なんだろうか。。。
100m位降りたところで気付き、ダッシュで登り取りに行く。もうこの時点で無理かな、と一瞬思うも、やれるだけやろうとダッシュ。トレランでは絶対走らないだろうルートをダッシュ

CP10を取った時点で16:23。
ここから猛ダッシュで下りを走り、MTBを取って下る。
舗装路にでてからも飛ばす。

カヌーのポイントに一瞬迷いながらも、川原に投げ捨て、川岸へダッシュ

結果は・・・


16:31。1分間にあわなかったー!。
悔しすぎます。でもしょうがない。

結局カヌーができず、ショートカットをして帰る。



その後は寸又峡温泉に入り、夜は他のチームの人とかとも同じ場所で鍋を食しながらキャンプ。星空の下で日本酒飲んで、レースの話とか盛り上がり、ひじょうに楽しかった。

翌朝はまた温泉に立ち寄って、漁港で寿司食って、帰る。
久しぶりに充実した週末だった。


今回は結局完全完走できず、改めて自分の力不足を実感。
成果といえば、すべて牽引で乗り続けられたことかな。あれはあれで自身になった。

やはりアドベンは面白いなー。
恵まれたチームメンバーにも感謝。