里山アドベンチャー2008 その5(カヌー→トレッキング→ゴール)

Stage7は、我々が苦手とする水系種目、カヌー。3人で1つの船に乗り、片パドルで漕ぐ。
CP18から湖の近くのCP19まで、ロードを走る。ロードを走るチームはあまりいないらしい。CP19で前を行くフィルシャコ アフロオールスターズに追いつく。ゴムボートを担いで湖畔へ降りていく。

船の乗る順番だが、自分が先頭、真ん中スミさん、後ろがタケプーさん。前のスペースが狭く、靴を脱いで乗り込んでしまった。これが後で大きな失敗となる。

船はゆっくりとだが進み続け、CP20をとる。次のCP21、これが水上かと思いきや、水がだいぶ引いてしまっており、一旦上陸して川から流れ込んでくる所まで行かなくてはならない。
が、自分は靴下履いただけなので、岩だらけの陸地で歩くとめちゃくちゃ足が痛い。というか走れないし。おまけに、船が上陸する時に、「とりあえず降りてつけた方が早いんじゃない?」といわれ、素直に降りたらなんと底なし沼状態。一気に腰上まで泥に使ってしまい、今度は逆に出れないし。必死にパドルを使って引っ張ってもらいつつ、引っこ抜き、何とか硬くなっているところへ上陸。必死に二人を追いかけて、何とかCP21を取り、カヌーのスタート地点であるCP22へ戻る。10時ジャストで3位。

この区間にかかかった時間が、1:29:45と8位。ただ、1位の中華道場で1:21:45だったので、8分差。ステージ1のラフティングでは、1:02:45で6位だった。1位が0:58:50だったので、これも接戦。いずれも、水物の区間が少なかったのが助かった。

CP22修了後、トレッキングへ。ロードを走り山へ向かう。残りはCP23以降のトレッキング区間

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今回唯一の、地図読みを必要とされるstage8。まずCP23の鞍部は道沿いに進みながらも、遠くから「あの辺り」と分かるような場所だったらしく。しかし自分はなぜか手前のオレンジ色のマークに目をとられ、あれではないか、と勘違い。明らかに沢沿いで違っていた。薮を多少漕いで、登り鞍部へ到着しCP23をとり、そこから尾根伝いに進み道に出る。

次のCP24はピーク。地図では道上にあるように見えるが、そこを行くよりピークへ続く尾根に乗れれば一気に進めそうな状況。途中で前を行くフィルシャコが見えたり、抜かれたりしながら、急斜面を上がって尾根へ取り付き進んで取る。そこから一気に降りるのだが、このルートがわかりづらく、若干迷ったあげくにとりあえず尾根沿いを降りていく。何とか降りきって道にでて、最後のCP25を目指す。一瞬迷うが位置を修正して取る。結局この時点で東龍門に抜かれていた・・・。


あとは川の中を下っていき、キャンプ場に到着。12:23:45、4番目のゴール


総合タイムの結果は以下の通り。

1位 中華道場腹一杯           15:38:02
2位 フィルシャコアフロオールスターズ  16:29:10
3位 とれとれ東龍門           16:36:55
4位 チーム 赤い水玉           16:52:46
5位 ちょめちょめクラブ         17:30:36

2位〜4位は大混戦、かとおもいきや、結局それなりに積み重なって差がついていた。


しかし、


18時30分からの表彰式で、2位のフィルシャコがCPでのパンチミス、ということで2時間のペナ。結局繰り上がって、「チーム 赤い水玉」は3位!!


今回の商品は本当に豪華でした。3位の我々ですが、


・賞状(スミさん→原宿の中華道場腹一杯へ)
・盾(なぜか毎回自分のところへ)
・Go Liteのバック
・プロトレック(時計)
・Columbiaのダウン(タグにウェンツ様と有り)
・ステッカー

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終わってみて、振り返り。

これまでチーム 赤い水玉で参加してきたARJSでもそうでしたが、今回は2日間ということで、余計にチーム力の大切さと、チーム力で突き抜けることができるアドベンチャーレースの面白さを実感しました。

2日間のレース、早朝のラフトから壮大なスケールの谷川岳トレッキング、夜のオリエンテーリングの難しさ、朝6時のキャニオニングに滝つぼダイブ、超高速MTB-O、前後の順位が詰まった中での見えないライバルとの地図読みトレッキング・・・。


一番印象に残っているシーンは、と聞かれたら、間違いなく、1日目の夜。
各チーム1日目のレースを終え、みんな仲良く知っている同士で会話は交わすが、それ以上は無く、それぞれで一日の疲れを癒しつつ、翌日に向けて黙々と備える。食べる人もいれば寝る人もいる。準備する人もいるし、話をする人もいる。それぞれ、最低限必要なことをするために、それぞれの方法で時間を使っている。
そんな山小屋の光景が忘れられない。


大きな怪我も無く、最高の2日間でした。


表彰式終了後、早々に車で帰宅。23時過ぎに戻り、寝る。


翌朝は9時半に横浜。。。