奥秩父トレラン+キャンプ

GWを利用して、奥秩父へキャンプへ行く。
朝、車に荷物を積み込んで関越道で花園ICへ。途中渋滞に巻き込まれつつも2時間ほどで高速は抜け、その後秩父方面へ。今回は三峰口のさらに先、秩父湖手前の大滝温泉へ向かう。


道の駅に大滝温泉という温泉がある場所で、ここに車をとめて秩父御岳山へ登る。14時を過ぎていたがこの頃には天気も回復して晴れ間がのぞいていた。一緒に行った人がトレラン自体始めてということもあり、前半はゆっくりと、それでも普通の登山よりははや歩きで進む。基本的に休憩は無し。沢沿いの道をひたすら進む。ほとんど人もいなくて、緑は深く、かつ沢の水の流れとところどころに現れる滝の風景がダイナミックで、非常に気持ちが良かった。斜面は急なところもあったので、こののぼりの箇所はトレラン向きではないかもしれないけど普通に登る分には気持ちが良い。


一時間半くらいかけて登りきり、秩父御岳山の頂上へ。ちょうど秩父多摩甲斐国立公園の境界になる尾根を少し登って頂上に着くのだが、この尾根のルートはずっと行くと両神山の剣ヶ峰までいけるらしい。地図上に道もないし案内も出てないのだけれども、この尾根は両側の景色もよく気持ちがよさそう。

頂上からの景色も、微妙に雲がかかっていて逆に立体感が際立ていた。山と山の間のくぼみに水が溜まったように秩父湖が見えたり(実際人造湖だけど)、なんとも不思議な光景。

頂上からは杉ノ峠を経由して落合まで駆け抜ける。ここは最初こそ岩場でごつごつしているけれども、中盤以降はMTBもいけそうな穏やかなルート。途中まで林道で登ってここを駆け下りるというもありかな、と思ったり。

その後は温泉に入って、もうちょい先のウッドルーフキャンプ場へ。トレラン→温泉→キャンプでBBQ。今の自分としては、これほど有意義でかつ気持ちの良い時間の過ごし方はないと思っていたので、これが実現できたこと自体に満足。もちろん、それぞれを単独でやっても気持ちはいいのだが、それらが3つ、しかも連続で間髪入れずにつなげていける喜びは、なかなか他のものには代え難い。


キャンプ場はバリバリのオートキャンプ場で蛇口をひねればお湯が出るほどのところだった。全区画満員で、うちら以外は多分全員ファミリー。各家庭、本当に装備が豪華で、家での食卓が普通にあった。生野菜にドレッシングをかけて、目玉焼き、コーヒー、トースト、そんな朝ごはん。今回、BBQコンロとかいくつか買ってはみたものの、まだまだ足りてないなということを実感。まずはあの、テントなんだけど4面とも開け放して半屋外にできる、テントが欲しい。


キャンプの夜は早いようで、うちらも適当に飲んでさっさと眠り、翌朝は自然と5時くらいに起床。外は既に明るくなっている。ゆっくりと朝食を食べ、9:30頃に出発。帰り道途中にある凡の湯という温泉に立ち寄る。昨日の大滝温泉は露天風呂が無くて残念だったが、ここはあった。どちらの湯もぬるぬるとしていて気持ちが良い。そういえば川の水も、気持ちぬるぬる感があった気がした。

その後たまたまみつけた蕎麦屋で蕎麦を食べ、帰る。15時頃には着く位、早めに出たので渋滞にも巻き込まれず。


GW前半はなかなかいい滑り出し。