エクストリームシリーズ 奥大井大会 その1

アドベンチャーレース、エクストリームシリーズの最終戦奥大井大会に出る。

金曜日の午後にチームメンバーと合流して車で静岡県奥大井へ。そのままキャンプで前泊。

ちょうど1年前のこの大会が、アドベンチャーレースなるものにチャレンジした最初の大会だった(こちら)。それよりも2年くらい前からアドベンチャーレースなるものが気にはなっていたのだけれども、実際出るとなると仲間探しが必要だったり、装備をそろえなければならなかったりと色々と時間がかかった。それでも1年かけてそれぞれが少しずつ装備を整えてきて、まだまだ十分ではないけれども、例えば3人がそれぞれ個人用テント持つようになったり、自分は8月に念願のマウンテンバイクを買ったり(cannondaleのF3)と。もちろんトレイル用の小さなリュックとか水飲む用のハイドレーションとか・・・・・挙げていくときりが無いけど、1年かけて少しずつそろえてきた。


その甲斐もあってか、今回は初めて完全完走した。
これまでも、時間切れで途中ショートカットでの完走はあったけれども、全てのチェックポイント(CP)を回りきって時間内に戻ってこれたのは初めて。
出場65チーム中完全完走は29チーム、でうちのチームは25位。
全然下のほうなんだけど、まあ1年かけて完全完走を果たしたということで、ソコソコ満足。
まあ今回は台風直後ということもあって、川系の競技が無くなったり、おそらく若干コース設定も簡単だったかもしれないが。


10時のスタート直後にチームチャレンジ。お茶と水の味を当てるというもので、コレは日ごろから変な水を飲んでいる成果もあってか一発でクリア。10:10頃スタートでCP1通過は10:30。

そこからバイクでロードをひたすら南へ。CP2を10:39に通過し、その先の道から林道へ。
だいぶ躊躇なく道を選択できるようになってきたと思う。

林道の山道を、マウンテンバイクのギアをかなり落としてひたすら淡々と登る。
結果的に思ったけど、のぼりは自転車を押して歩いてあがるよりも、どんなに遅い速度でもバイクを一定ペースで淡々とこぎ続けたほうが疲れないし速い。おそらく2キロ弱登って標高約500m地点のCP3を11:08に通過。

その後も林道の上りは続く。途中から砂利道となりその分バイクへの負荷は増える。が、淡々と一定ペースで登り続ける、呼吸も乱れないように慌てずに一定ペースを維持し続ける、そんな登りのプロセスは結構好き。
もちろん太ももの前側とかは、かなりキテルんだけれども。
標高823m地点のCP4に11:57着。


ここから一気に下る。CP5は林道から少しずれたポイントにあって、一瞬ルートを誤るが、等高線から見て少し高くなっているところにあることを確認しすぐ修正。
いったん戻ってから林道をそのまま進み、アタリをつけて斜面を直登し発見。
CP5に12:20。

ここまではかなりいいペース。
ただ次のCP6がなかなか見つからなかった。

地図から考えるに、近くの林道まで進んで尾根沿いを降りていけば見つかるだろう、という読みはおそらく間違ってなかったと思うのだが、実際にその尾根を見誤ってしまい、斜面のきつい方向へ降りていってしまう。バイクを担いでの活動だったので結構コレがきつかった。
結局ポイントからだいぶ下のほうに降りてしまい、そこからまた登ってポイントへ到達。
CP6に13:55。1時間半もかかってしまう。

しかし後から思うと、これまでだったらきっとこれが見つからずにタイムオーバーしていたかも知れない。まさに前回の奥大井大会がそうだった。
CP6はだいぶずれてしまったが、他のポイントではかなり地図を読んでルートを選べていたと後から振り返ると思った。これも経験。

CP6からは市街に向かってひたすら下る。
下りのバイクも気持ちがよく楽しい。ましてや自分のバイクだと、レンタルに比べてその性能の高さがよく分かり、ますますはまりそう。

CP2付近にあるCP7へ戻ったのが14:36。
ここで、3人が別々にCPを探すという指令を受ける。チームのメンバーが分かれて行動するというのはこれまでもやったことが無く、初の経験だった・・・。

(つづく)