エクストリーム那珂川大会 その2

CP7ではカヤックをこなし、MTBステージへ。平地上にあるCP8、CP9と取っていく。CP8はわざわざ川の中州にポイントがあった。成り行きで自分が行かざるを得ない感じだったのだが、前後にチームがいる団子状態。各チームがわたりやすそうなところを探していたが、無意識に突っ込んで腰まで川に浸りつつ、真っ先にポイントゲット。自分としては普通なんだけど、ちょっと引かれてたかも。
その後のロード区間ではヒデピのパワーが炸裂。押しでガンガンケイちゃんを押していく。押してるはずなのに自分より速いし!!途中速すぎて分岐過ぎてしまったりもしつつ(!?)、とにかく前へ。今回はロードの区間でも手を抜かずに、ひたすら前へ向かっていく姿勢がチームにあったのがよかった。ロードののぼりでも厳しい局面はあったが、ほかのチームが全員降りて押してるところをケイちゃんもこぎ続けてたし、そのあたりの積み重ねは確実に結果につながっていると思う。

CP10手前で一瞬分岐に迷ってしまう。メンバー3人とも、確信を持って選択できずとまってしまう。この間別のチームに抜かれた。これはもったいなかった。それまでの上り区間で考える時間はたくさんあったのに、何も考えずに上ってしまった。新しく造成された道だったのでその辺りも踏まえて即座に判断して進むべきだった。結局こういう局面では、とまってじっと地図を見つめてても何も答えは出てこない。考えて解決する類の問題ではないので。即座に行動に移し、どちらかの選択を消すなりすべきだった。

他チームの動きのおかげでCP10を取り、CP11へ。この時点でまだ3位。残すは山1つだけだったので、いけるんじゃないかとおもってしまった。ここで、本当に、本当に悔やんでも悔やみきれない、ありえない痛恨のミスを犯した。
次のCP12は沢を詰めたところにあると指示書に書いてあった。CP11の裏には緩い沢が続いていて、そこを詰めていったところにCP12はある。にもかかわらず、CP12の周囲に走っている道に気がいってしまい、その道に取り付くルートを探してしまっていた。これは、スタート直前のわずかな時間に引いた線に完全にひきずられてしまった。

あーーー、なんでこんなあり得ないミスをしてしまったのだろうか。直前に出て行ったチームの進んだ方向に引きずられてしまった、それを盲目的に信じてしまったというのは、間違いなくある。結果的に、担ぎで約1時間上り続けてしまった。おまけに途中でロストしてしまったり。このロストは完全に自分の責任。おまけに気負いすぎて補給を怠っていたため、太ももがつり始める。CP12直前で鉄塔は見えるんだがなかなかポイントに近づかない。ここでも現在位置を見失うが、ヒデピの機転で何とかCP12を発見。ほんとよかった。

以前タケプー師匠が「沢には沢道が、鉄塔があるところには鉄塔道があるケースがある」ということを言っていたことを思い出しつつ、CP12から13にかけてはいずれも鉄塔沿いであることからできるだけ鉄塔から離れない方向で道を進んでいく。ここでも結構な数のチームを抜いた気がする。そのままCP13からロードへ抜けてCP14へ。このCP14に着いたときに、非常事態が発生した。なんと右足の太ももの前と後ろ、さらに左足の太ももの前あ、同時に一気に攣ってしまう。自転車こいでるときはいいんだけど、到着して降りようとするときによく攣ってしまう。しかも、両足が同時に攣ると、どちらに重心を書ければいいのか一瞬分からなくなり、パニクってしまう。さらに、太ももの前と後ろが同時に攣るという非常事態が発生するともう大変で、どっちをのばしても片方が痛いしもうどうにもならない。そんなこんなでチームに迷惑かけてしまった。しかし心の広い二人、「大丈夫ー?」と暖かいまなざしで見守ってくれている。決して怒ったりしない。ほんとこの人たちはこの局面で、なんであそこまで余裕をもてるのだろうかと感動してしまったくらい。しかしだからといって、つりがなくなるわけでもなく。とにかくチームチャレンジを無理やりクリアして、ゴールに向う。ここでも最後まであきらめずに突き進む中、2チームくらい抜いていく。男子のみチームなのに。


結果は総合7位。
ミックスで4位。でもこのレースはミックスだからとか、関係ないレースだった。なんせ、トップはミックスなわけだし。

まあそんなものかなとは思いつつも、途中のミスが無ければ確実にもっと上位に入れたのが悔しい。

今回は、ある意味3人がフラットな関係で、互いを叱りながら、励ましあいながら、前に進めたのが何よりも収穫だった気がする。その分、若気の至りと言うか、経験不足というか、ミスも連発したけど。その辺り、きちんと反省して、次に繋げるレースにしていかなければ。


帰りはケイちゃんの激しい(!?)主張により、その日のうちに反省会@和民。ある意味、みんなつかれきっていて辛かったけど、互いに本音をぶつけ合い、良かった。


なんだかいいバランスなんだろうな、きっと。