Azumino 2 days 2009 その1（スタート前〜CP3（滝手前）まで）

今シーズン前半は、あまりレースに出る機会も少なかったので、今回は昨年の里アド以来の本格レースとなった。
Azumino自体、出場も初めてで、「高度なナビゲーション能力が必要とされる」という話は前々から聞いていたが、行くまでは、本当に2日間ぶっ続けでやるとは思ってなかったので（2日間といっても、途中眠れる時間帯があったりするケースもあるので）、そこまで緊張感も無く、会場へ向かった。

今回はワイルドライフの会長に声をかけてもらい、その後チームメンバー探しにてこずりながらも、直前でつじっこさんが加わり3名に。二人とも初めて一緒に組むメンバーだったけど自分より色々と経験豊富なのでそれだけでも楽しみではあった。

6/5（金）23：30頃に会長が車で到着。その後つじっこさんをピックアップし、MTB3台を車の上に積んで出発。

直前まで安曇野の場所がわかってなかったが、意外と遠かった。途中休憩しながらも、04:30頃到着。そのまま車の中で08:00まで仮眠し、集会所へ。

集合場所だった天平の森研修所は、長峰山の頂上付近にある施設で、他にコテージや食堂、風呂まで付いてる。しかも、食事などの利用者は風呂がただ。
場所自体が何かの観光名所というわけではないのだけど、静かで景色もよく、のんびり楽しめる場所というのは、あまり意識したことがなかったけど、アドベンチャーやり始めて日本中色々な所にあることを知った。ここも、そんな素敵な場所の一つだった。

10:30頃からブリーフィング、地図を配られてコースが判明。前半はMTBでの市街地観光オリエン、後半は事前告知にもあった通り、沢登から入って笹藪の尾根下り、最後はMTBに乗ってスタートの長峰山に戻りつつ、オリエンテーリング、といった感じ。まだこの時点ではあまりわかってなかったけど、かなりハードなコースだった。さらに、優勝予想タイムが15時間と言われ(実際そんな早くゴールしたチームはなく、ほとんどがリミットギリギリの翌朝11時か、それより1、2時間早いくらいだった)、これは本気で夜間ノンストップのレースなんだと認識。昨年出た里アドも2日間だったけど、夜間はレースなかったので、これまた初めて。あとになって、いかに夜間はヤバイか、嫌というほど思い知らされるが、この段階では、なんとなくワクワクした高揚感のみ。里アドやARJSのようにトランジットでの食料デポができないにも関わらず、いつも余るからと思い、減らしてしまう等、全然わかってなかったかも。

12:15スタート。最初は林道取り付きまで先導してもらい、その後はいきなり下り。最後尾からスタートだが、途中所々でパンクしてたりで何台か抜く。マップ台と地図との固定方法を検討しないと、スピード出した下りでは吹っ飛びそうになる。マップ台自体は大丈夫なんだけど。

ロードに出てからは事前に確認しといた場所まで進む。走りながら地図で現在地確認と先の分岐を確認。渡された観光地図を頼りに進んでたので、途中若干迷いながらも、途中からは地図と合わせて道標を頼りに進む。前半は結局2カ所位落としてしまうが、後半にさしかかると感覚が掴めてきて、特に止まらずクリア。
さすがに観光オリエンで時間かかりすぎて山岳ステージ楽しめないのは最悪、ということでとれてない所はあきらめ、トランジットへ。この時点で4時くらい。

トランジットの場所に着いた時点でかなりの台数の自転車があった。すでにかなり順位は下の方みたいだが、先は長いので少しずつ積み上げていこうとスタート。

この先が長かった。まずロードをかなりの距離を移動させられた。ここMTBじゃない？っていうくらい、長かった。しかも昼間はかなり暑く、みんな顔真っ赤。体温が上がりまくってるようで、早く沢に入りたい気分。
途中抜きつ抜かれつで沢の取り付き付近にようやく到着。すでに日は傾き始めてた。
この区間、ひたすら沢を登りつめていけばいいので、道に迷うことはないんだけど、CP1からいきなり全然見つからないし。。。トレトレやチャリンコチェリーとか、先に行ってたはずのチームも行ったり来たりして探している。後で知ったのだが(それも問題だけど)、ポイントは円で印されているんだけど、オリエンテーリングのようにその中心ではなく、円の中のどこかにあったらしい。マジですか、って感じで、場所によってはその中に等高線3本とか5本とか入ってるし。途中自分の高度計がずれてるとか思ったけど、このせいだったのね、といまさら認識。

とにかく、結局CP1は取れず。他のチームも取れてないんだろうと思い。。
しかし、あとで知ったが、実は結構みんな取ってるし！ しれーっと見つからないふりして進んでいくのが普通のようで。

徐々に暗くなるがCP4の関門が7時だったので先を急ぐ、2は幸運にも普通にみつけ、先に進む。そろそろ3が出てきてもいいのにな、とか思いながら想定の場所にはまたもや出てこない(円の中心しか探してない)。でもリミット迫ってるし、と思い先に進と人だかり発見！ しかも脇にCP3が。この辺で気付よ、といまになっては思うけど、全くそんな発想には及ばず・・・

この時点で18:50

ブリーフィングでもここでチームチャレンジがあると言ってたはずだが、完全に飛んでいた。普通に水がガンガン流れてる6m(10mくらいに見えたけど)の滝をクライミング。しかしチームチャレンジというより、みんなでロープを確保したりで結局のところ助け合いって感じだった。。。。
ここから2時間弱待つことになろうとは・・・・（続く）