早大OC

今年は1月のジュニアチャンピオンも2月の茨城の大会もレースと重なってしまい出れなかったので、唯一予定が空いていた早大OC(オリエンテーリングクラブ)主催のオリエンテーリングの大会に出場。


オリエンテーリングは、コンパスと地図を持ってフィールドの中でチェックポイントを順々に周っていく競技。

地図ってどんなのかというと、こんな感じです。
http://www.o-news.net/wr/2009/090208_me.jpg

いきなりだと絶対分からないと思うけど、何度もやっていくと地形から現在位置を把握して、ポイントに向けて進むことができます。この地図、恐ろしいほど正確で、等高線はもちろん、地図記号や植生の濃淡(木がたくさん茂ってるところ、開けてるところ)までも超正確。

今回は1年ぶりの参加でしたが、普通に一般クラスに参加。
初めてで最初はいくらか戸惑いがありましたが、結果的に振り返ると、ほとんどミスは無く、地図を読んで思う方向に進んでいくと、きちんとポイントは取れた。


ただ、結果的にはトップと倍のタイム差。
次のレベルでは、よく見れば分かるのは当たり前で、むしろそこにスピードが求められることを痛感。

止まってじっくりと北を確認して、ではもう遅すぎで、走りながら次の次くらいまで位置をイメージしながら走り続ける。動きながら地図を読む。

ここで注意しないといけないのが、分かってないのに進むこと。これは逆に自分の位置が分からなくなって迷う。なんとなく進むのではなく、確認をして、ある程度確信を持って進む。


さらに、多くの速い人は、地形云々と言うより、基本コンパスを見て直進していた。マジで、と思うような坂を直登。冷静に沢沿いとかを進んだら、逆に薮が濃すぎてダメだったりもした。そういう意味で、地図が読めてもルート選択での間違いも多かったと思う。

そもそも、一時間経過した辺りから徐々に思考速度が落ちてきて、地図を見てても頭に入ってこない状況も途中あった。エネルギー切れとスピード不足。このスピード感はアドベンチャーでも(特にMTBでの地図読み)必要性を感じた。


久しぶりの地図読みで刺激的で楽しく、また読めた快感はありつつも、まだまだ自分のレベルの低さを痛感した一日でした。

次は奥武蔵ロゲイン。