アドベンチャー・レーシング・ジャパン・シリーズ(ARJS) 第ニ戦 三浦横須賀大会  その0 〜準備編〜


今年から始まった、アドベンチャー・レーシング・ジャパン・シリーズ第ニ戦は、都内からも車で2時間程度でいける場所、横須賀の三浦海岸周辺のエリアでの開催。

金曜日の夕方からブリーフィング開始、ということだったので、仕事を何とか無理やり午後休み、家に戻って装備を整え、14時前にメンバーのタケプーさんに車で迎えに来てもらう。今回は、なぜかかわいらしいサイズのミニバン。先日の那珂川大会にnobとふたりで行ったときと同じサイズだったので、まあ行けるかなと思っていたが、3人で装備も含めてとなるとぎりぎり、という感じだったけれども。

また、先週のエクストリーム奥多摩大会で折れてしまった左のブレーキレバーも、家の超近所に最近見つけた自転車屋で交換してもらい、何とか間に合った。が、なぜか前のディスクブレーキが全然効かず。これやばいんじゃないか?と思ったけど、とりあえず後ろは効くからいいか、ということでそのまま向かう。店の兄ちゃんはやたらSHIMANOがいいんだということを力説し、SRAM製に埋め尽くされたキャノンデールF3のパーツをどうしても変えたいらしい。ということで、今回のレース終了後に色々やらなきゃいけないことが増えそう。ちなみに、前のチェーンホイルも転んだときの衝撃で変形してしまっていたらしく、これは兄ちゃん所有のMTBからパーツを貸してくれた。発注してたら間に合わなかったので大感謝。そんなこんなでMTBはぎりぎりセーフ。

スミさんをピックアップして、外付けの自転車ホルダーを車にセットしていざ三浦へ。前回の長良川のことを思うと、本当にあっという間についた。

到着後、荷物の整理をして装備チェック。自転車に牽引棒(奥多摩大会で使用して問題がなかったので、それを今回も投入)、マップ台(これも奥多摩大会でomiが製作したものをそのまま使用。こちらはちょっといくつか改良の余地がありそう)をくくりつけ、デポ。


今回は全員、マホロバマインズ三浦に宿泊、ということで、普段とはちがう快適な宿泊だった。近くの出張所でのブリーフィング終了後は、部屋に戻って明日の荷物を整理し、本館にある温泉に入って、そして早々と寝る。
ブリーフィングは前回同様緊張感のある静かな雰囲気、だった、最初は。自分はまだまだ知らないが、出てきている選手の面子はいずれも長くアドベンチャーをやってきている人ばかりで、楽しく笑いながら語らっている雰囲気の合間に、時折みせる真剣な視線とか眼光のようなものが印象的。すごい所に入り込んでしまったものだ。普段は選手の人が大会運営側にいたり、なんというか、みんな知り合いみたいなものなので、机を出したりしまったりを一緒にやり、参加賞のパワージェルを一緒に配ったり、そんな感じで作り上げられていく雰囲気がありながら、レース自体は非常に密度の濃い、エキサイティングな構成になっている。そんな両立性がすごくよい。


タケプーさんが気持ち悪そうに早々に眠り、残ったスミさんと自分は、必死にカヤックの本を読みながら、23時過ぎに就寝。


(続く)