ハセツネへの道 その4−1 本番当日 (出発まで)

1年間、待ちに待ったこの日がとうとう来た。


結果から言うと、何とか完走できた。
以下、記録(関門以外は自分のメモより)です。


出場人数2003名(男子1771名、女子232名)、完走1540名

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スタート              13:00
入山峠(予備関門、8.7キロ地点)  13:50
市道山               14:50
醍醐丸(15.5キロ地点)       15:20
浅間峠(第一関門、22.66キロ地点) 16:38:16(315位)
西原峠(31.0キロ地点)       18:30
三頭山(37.0キロ地点)       19:45
月見山第2駐車場(42.09キロ地点) 21:14:27(437位)
御前山               22:25
鋸山大ダワ(50.8キロ地点)     23:15
大岳山               0:15
御岳山(58キロ地点)        1:06:16(393位)
日の出山              1:30
ゴール(五日市会館)        2:53:46(354位)
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と言うことでトータルの結果は13時間53分46秒。
初出場の目標は、過去の箱根や北丹沢の経験から、1位の選手の2倍以下程度で15時間としていたので、とりあえずはOKでしょうか。
途中2回ほど、精神が崩壊しかけ、本気でくじけそうになった(水切れで苦しんだ三頭山手前、寒さと眠さでボーっとしてきた鋸山大ダワ)けど、大岳山に登りきった辺りからゴールが見え始め、日の出山では夜景に感動しつつ残りの10キロを1時間半以内で行けば14時間切れるとわかって、何も考えずに走り抜けました。
詳細は、記録の意味もこめて後ほど記すとして、とりあえずのご報告。

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当日を振り返ります。


事前のスミさん情報より、9時には行かないと場所取れないと言われたので*1、早めに家を出て会場へ。
ちょうど自分が着いた後位から人が続々とやってきて、30分もしないうちにスペースが埋まっていた。スミさんに感謝しつつ、自分ひとり分の寝るスペースは確保。

中には東北方面から大学の部活で、高速バス使ってやってきている人もいれば、サークルか部活の集団(男女20名くらい)で大きく場所取りしている人もいたり。それぞれ装備のチェックや着替えをしており、否が応でも気持ちが高ぶってくる。スミさんにも無事に会場で会え、アドベ仲間の方々にも会う。

受付をしに、受付会場へ行く。他の大会でも感じるのだが、20代は多くなく、30、40代の参加者が圧倒的に多い。受付も年代順だったのだが、比較的早く済んだ。
会場内には各スポンサーが出店していた。コレを見るのも結構楽しみ。なんせ普段ではなかなかまとまってみることの出来ないトレイル関連グッズが一堂にそろっていて見やすいし、おまけにありえないほど値引きがされていたりする(靴とか)。

コレも毎回だけれども、受付ではスポンサーからいろんな商品をもらえる。
今回は、アミノバリューの粉末(500ml×2)、ソイジョイアミノバリューの顆粒、と大塚製薬商品多数!! さすがアミノバリュー、ここでも目立てました。


その後ゆっくりとしてスタートを待ちつつ、体育館でストレッチ&栄養補給。周辺のコンビニ等は当てにしないほうがいいといわれてたので、水や食料(おにぎり&バナナ)を多めに持ち込み、とにかくカーボを補給。


12時過ぎにはスタートである五日市中学校の校庭へ。みなさんそれぞれアップしつつも、そこまで人はいない。いつも思うのだが、トレイルランと言うものは、あまりアップをしない種目のようだ。まあストレッチくらいはするんだろうけども。
それにしてもいい天気。昨日の雨が嘘のように晴れ渡り、気温も高く太陽の照りつけが痛いほど。この暑さがレース中盤に結構響いたのだが(水切れ)、ハセツネ初心者としては、この時点ではまだまだそんな予測も何もたたず。


開会式では偉い人たちが挨拶をし、鏑木選手の「選手宣誓」を聞き(本人はツール・ド・モンブラン)での負傷があったものの出場したが、第一関門でリタイヤ)、みんなで何とか体操という体操をやり(地元のおばちゃんが前でデモ)、その後はスタートを待つ。
自己申告制で各自の到着予想タイムごとに整列させられるが、スタート直後の混雑を知っているので、みんな「10時間以内」のレーンへ。


(続く・・・)

*1:受付は10時から、本番は13時からですが、ゴール後に仮眠したりするために寝袋等持参で皆さん来てました。スタートの武蔵五日市中学校の体育館が控え室になり、そこで場所取りをするわけで。