ハセツネへの道 その1(奥多摩駅→鋸山→大岳山→御岳山→奥多摩駅)

この週末は富士登山を計画していたが、天候が思わしくないというリーダーの判断で中止に。
ぽっかり空いた週末を使って、奥多摩方面へ走りに行くことにした。

先週の奥大井大会での疲労もほとんど残ってなかったのもあり決行。
また今回は、最近職場の同僚が少しずつトレイルランに興味を持ち始めてくれていたのもあり、一緒に走ることに。

トレイルはもちろん自分のペースで一人で走るのも、それはそれで色々と見つめることが出来たり、はっと驚くような景色に出会えたりと楽しい部分はたくさんある。
ただ、北丹沢でのレース以来、チームで抜きつ抜かされつつも、一緒に応援しあいながら走る楽しさを眺めていたので、身近な環境で一緒に走れる仲間が増えることはうれしかった。

トレランは説明が難しい。少しでもずれた説明をすると、単に苦行を課すような印象を与えてしまうし、これはもう、いいコースを設定してそこを走るしかない、とも思った。
ということで、色々とコースは考えたのだが、実際のところ考えすぎた・・。ちょっと初めてで装備もきちんと無いのにはちょっときつかったかも(すいません)。


今回はあまり考えなかったんだけど、結果的に一部ハセツネコースの試走になった。

奥多摩駅を9時頃に出発し、鋸尾根を通って鋸山へ、その先大岳山→御岳山と周り、大楢峠経由林道を駆け抜けて奥多摩駅へ。
多分距離的には15キロくらい、地図によると徒歩で7時間半のコースだった。ここを、終盤は歩きながらも5時間くらいで行った。

自分としては御岳山から奥多摩駅への下りの林道を気持ちよく紹介したかたのだが、いかんせんそこまでが遠すぎた。このエリアのコースは前にも来たが、ちょっとお気に入り。
あとは大岳山の直前の急坂までの、緩いコースも非常に気持ちがよい。
トレイルの細い道以外は低層の植物が生い茂っていて、自分の目の前に細い道筋がひかれているような光景。

個人的には、ハセツネの夜間走行の一部を走れたのもよかったし、まあかなりきつい思いをさせてしまたとはいえ、それなりにトレイルの楽しさも感じてくれたものと思われる(?)。
多分、この面白さというか魅力は、きっと後になって少しずつくるものかと思われる。