東京マラソン2010

雨の降る中、東京マラソンに出走。


タイムは手元計測で(タイムはスタート通過後から)

0-5km 24'54
5-10km 22'44
10-15km 22'05
15-20km 22'24
20-25km 22'26
25-30km 22'25
30-35km 23'31
35-40km 23'14
ゴール 3時間13分41秒


何とか最低限の目標にしていた15分は切れたので良かった。
ただ、10分の壁はまだまだ高いなー。でも、これまでのベストが17分
18分だったので、ようやく見えてきたというところかもしれない。



朝は5時に起きて、カレーライスに餅2個、バナナも食べた。MUSASHIのリプレッシュを飲みながら会場に向う。新宿西口の地下から都庁に向けてのいったいはランナーでごった返し。雨だから余計このエリアに人が集中したのかもしれない。自分もここでビニールシートを広げて、ストレッチやら着替えやらを行い準備する。
妻と弟と3人でスタートゾーンへ向う。途中、プリキュアすみさんとケイチャンと偶然会った。この凄い人手の中で出会ったのが奇跡的。スミさんの仮装に癒される。一昨年と去年のハセツネと仮装のレベルがどんどん上がってるような気が・・。

ここで皆とは別れ、荷物を預け、トイレにも行ってスタートゾーンへ。K4さんのアドバイスをうけ、ゴミ袋カッパにビニール傘をさしてスタートゾーンへ。靴もビニール袋でくるんでる人がいたが、あれもやても良かったかも。スタート直前に傘はたたんで脇においていく。
スタートはBゾーン。ここでも偶然ケイちゃんに会う。互いに同じバイクジャージ着てるんだけど、ゴミ袋かぶってるから余り分からず。スタートまで結構時間があったと思うんだけど、今シーズンの目標とか、アドベンチャーレースのこととかを話していたらあっという間に時間が過ぎた。一人だったらきっと寒さとか感じてたと思うけど、そこを感じずにいけたのは良かった。

9:10スタート。2分弱でスタートラインは超えるが、その後もノロノロと進む感じ。スタート直後のカーブで妻と弟を偶然発見。なんだかよく分からないけど盛り上がる。最初の1kmは6分くらいかかったかも。それでも5kmで25分弱まで戻す。ただ、序盤から余り飛ばさないようにと心に堅く決めていたので、アップ代わりと割り切り、無理な追い抜きはしないで淡々と進む。

7km過ぎくらいからだんだんと自分のペースで走れるようになっていた。10kmを過ぎた辺りで前後の間隔もだいぶあいてようやく自分のペースに。芝公園に向う途中ダメーズ応援団にいたやっちゃん、その先にE2ちゃん発見。走ってても寒いのにこのみぞれ混じりの天気の中、力になります。三田あたりで弟らがいるともって見渡すが見つからず。結局間に合わなそうだったので次のポイントへ向ったとのこと。

品川折り返しも淡々とこなし、直後にタケプーさんとマドカさんの応援を発見。声がだいぶ響きました。
いつもなら最初の飽きがきてしまうこの20km前後が、あっという間に過ぎていった印象。常に沿道見たり体の調子を確かめたりしてたからかもしれない。これも東京マラソンならでは。
この辺りまで、驚くほど体に不調が無い、体の表面が寒いくらいで関節や筋肉には全く異常は感じず。ただ、先々のことを考えて20km地点でパワージェルを1つ摂取。水もあわせて飲む。

銀座でパンチさんを見つけ、浅草までの往復へ向う。ペースはまだ落ちない。蔵前辺りに弟らがいるのを反対車線から確認して手を振る。短い次の目標が見つかって、またモチベーションが上がり雷門前を通過、30km地点へ。

30kmを過ぎて、どうしてもトイレに行きたくなっていってしまった。ロスは約40秒。止まってると一気に足の疲労を認識する。今回はスタート直前でも行ったし、トイレ我慢できるかなと思ってたがダメだった。あれを我慢して走り続ける自信はなかったのでしょうがない。

その後はさすがにペースが落ち始めた。橋の登りもあったせいではあると思うが、それにしてもよくこらえた方だと思う。35kmまではトイレ行った分を差し引いても何とか4分30秒/kmはキープできたと思う。35km以降は最後の苦しいところだったが、ここで通ってる整骨院の先生のアドバイスを思いだし、「笑顔」で走ってみたら、本当に体が動く。へそから4本指下にある下丹田も意識しつつ、ニヤニヤしながら走ってみたら、いつもなら失速するこの区間が何とかもった。むしろ最後の2kmは4分半に戻せたくらいだった。

しかめっ面をしてると筋肉も緊張して堅くなってしまうが、笑っていると筋肉も弛緩して余計な緊張が起きずパフォーマンスも上がる。これはある意味本当で、無理やりニヤニヤしながら走ってみたら、調子が良いときのように腰が前に動くような感覚を取り戻せた。

加えて、最後の苦しいときの追い込みと言う意味では、織田フィールドでのスピード練習の成果あったかもしれない。なかなか普段のランではそこまで追い込んで走ることは無いのだが、トラックだと自分の限界値を1秒でも上げる走りもするので、そのときの姿勢とかを思い出して走った。まっさん、まつさんに稽古をつけてもらえたおかげです。


今回、そこまで距離を走りこんだわけでもなかったのに、雨の中でタイムが上がった一番の要員は、整骨院での腰の治療だったと思う。自分の場合は腰に大きな問題があったのだけれども、それが間接的に膝の痛みにもつながっていたようで、腰をきちんと治すために股関節の動きも良くすることで足運びもスムーズになるし、体全体も軽く感じるようになった。結果的に走っていても関節周りはほとんどどこも痛くならなかった。東洋的な治療だから劇的な変化とか、自分の努力も必要だけど、それでも12月からじっくり治してきた甲斐があった。
やはり整骨院は口コミですね。キクリンさん、ツカヤンさんありがとうござますー。


とりあえずマラソンはこれで終わり。

また次走るときは、確実に10分を切りたい。
やはりマラソンは、きちんと準備して挑まないとタダの苦行で終わってしまうので。