MTBスノーライド@奥多摩


今日はMTBのツアーに参加して、奥多摩のトレイルを駆け抜けてみた。アドベンチャーのチームメンバーのノブと二人で申し込み、9時に武蔵五日市駅に集合。

そこからガイドの方の車で集合場所の払沢の滝駐車場へ。ここで今回一緒に参加する他の人、4名と合流。MTBを組み立てて、8名で出発。


最初は2時間ほど、登りをひたすら進む。途中2回休憩しつつ、途中からは雪がうっすらと積もった道を進む。人も車も通らないので、真っ白な雪の上を自分達が通った後には、その後だけが残る。

2時間の登りの後は、長い尾根を4時間くらいかけて走り抜ける。何ヵ所か上りはあるが、降りなくても何とかみんなこいでいく。8人が一塊で山道を登っていく姿はなかなか面白い。おまけにうっすらと雪の残る山中を進むのはとても新鮮で、うっすらとガスっている感じも幻想的。


途中何度かテクニカルな部分もあり、そのつどガイドの方が見本で下り降りる。といってもいったん止まって後輪だけひょいと浮かして方向転換とか、完全にありえない動き連発でもあったが。
MTBはガンガンパワーで押し進めるイメージがあったけど、実際やってみると非常に繊細なスポーツだった。難しそうなコースなら、一瞬停止してコースを見極め、判断し、その一筋のルートの上に車輪を乗せていく。ただ闇雲に突っ込んでいくと、木の根っこや岩に引っかかり前に進まず、その岩と岩の間や木の根っこの隙間を狙って車輪を入れていく、そんな職人技が要求されていた。そんな一瞬の判断と、あとはそこに突っ込んでいく勇気と、コレがあれば大概の道は下っていける。
あとMTBという機械は、自分の認識を超えるほど性能が高くて、感覚的には絶対前に吹っ飛ぶと思っても、自分の体重を思いっきり後ろに、腰を引いて動かすだけで、その限界点を超えても普通に走れるし。またハンドルも、これ以上は無理、と思う以上にハンドルをきっても動いてくれる。この辺りの自分の「思い込み」の払拭も必要。
各パーツも最低限必要なものしかついてない分、高速で走っていると若干心細い気分になるが、そんなシンプルさがよかったり。

4時間の快適な走りを終えた後は、瀬音の湯という温泉によって、その後ガイドの方とやまだうどんで食事。ここは激安の上量が学生食堂並に多い。全ての定食に一人前のうどんがついて800えん前後!安過ぎのうえ、高カロリー。運動後には最高によかった。

コンビニで奥多摩の酒、澤之井を購入し、野宿ポイントへ。お勧めの場所があると言われて連れて行ってもらったところは普通にコンクリートの上。でも近くにトイレもあり、ライトもあり、そんなに寒くも無く快適だった。
満月の下、コンロで熱燗、携帯で音楽かけつつ、相方は満月をみて、酔っ払い、豹変していた。

翌日は武蔵五日市から御嶽に向けて平地を1時間半、ザックを担いでMTBで移動。テントや寝袋持っての移動は大変かなと思ったけど、意外といけた。途中一つ峠を越えて、後はそんなにきつくも無く進む。現地で一人と合流し彼ら二人は御嶽の岩でボルダリング
自分は一個だけ挑戦したが、これまた難しい。コレまで使ったことの無い筋肉と感覚だった。
体の重さが悔やまれる。来年の課題が一つできた。