45 Gracia

昼前に家を出てGracia地区へ行ってみる。地下鉄L3でエスパーニャからFontanaへ。

バルセロナ中心部は海の近くにゴシック地区やRavalという地区があり、そこからさらに内陸に入るとグラシアどおり沿いのコマーシャルゾーン。ここにカサ・ミラカサ・バトリョが立つ。そしてこのエリアよりさらに内陸へ入り、斜めに走るディアゴナル通りを越えるとこのGracia地区がある。


この界隈はスペイン語の先生によるとアーティストもたくさん住んでいたり、ギャラリーもあるとのことだった。結構派手なエリアなのかと思いきや、実際に行ってみると静かな住宅街なんだけど、映画館や商店も大きすぎない程よいサイズで近接している、そんなエリアだった。日本で言うならば吉祥寺や中野のちょっと裏に入ったような雰囲気。道幅も細いので普通のバスは走れず、小型バスが走っている。



歩いていたら、ショーウィンドウにギャラリーと書いてある店があった。なんだか日本の浮世絵のようなものや日本に関する本が並べられていたりしたので、ウィンドウ越しに写真を撮っていると、周りのスペイン人が怪しそうな目でこっちを見ている。

よーくショウウィンドウを見てみると、
“exposicio Robert Anglada: EROTICON”
と書いてあった。

つまり、そういう系のお店だったらしく。

秋葉原メイド喫茶の看板とかをまじめそうな顔した外人が「クール!!」とかいいながら写真撮っているのと同じ図式だったようで、文脈を知らない自分としては普通にかっこよかった。



昼食を挟んで夕方にはピカソ美術館へ。これはゴシック地区の奥にあるので行くまでの雰囲気も楽しめる。ここは何故か6年前には行かなかった。

やたらスタッフが話しかけてくる。道案内してくれる。