31 MACBA

何度も行こうとしたが行けなかったMACBA(Museu d’Art Contemporani de Barcelona)に行く。

6年前にもここには来た。
そのときは、旧市街の細い道、暗い街並みを抜けると、突如開けたスペースが現れ、そしてそこに真っ白の箱が建っていた。圧倒的な存在感だったことが、強く記憶に残っていた。


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前の広いスペースは、若者のスケボー場と化していた。それに飽きたらサッカーやったり。
旧市街内ではこれほど広い遊べるスペースは無いようで、休日ともなると非常に混雑している。


展示は3つ。
1階では南米の作家であるGego(1912- 1994)の展覧会、”Gego: Defying Structures”、
2階ではスペインのPablo Palazuelo(1915- )の展覧会、”Working Process”、
そして3階ではMACBAの収蔵品展が開催されていた。


またこのMACBAの向かいにある古いチャペルを改装したスペースでは、無料で収蔵品展が開催されていた。美術館という組織自身が、このように古い建物を取得して改修し、無料で開放しているというのは新鮮。広報・教育等のアプローチからやっているのではないかと勝手に推測していたが、積極的。


1階のGegoと2階のPalazuelo、共に似たような表現手法に見えたが、それが意図されたのかは不明。


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その後カフェで休みながら、ここ最近、無性にカツ丼が食いたくなってきたことを考える。
多分、別にカツ丼じゃなくてもいいんだけど、そういう系統の和食が食いたいんだと思う。


なので、ネットをやりに行き、味の素のサイトでカツ丼の作り方を見て材料を調べる。
みりんとか本だし辺りが入手困難かと思いながらも、友人から聞いたアジア系食材屋へ行ってみたら普通にあった。


日本でも揚げ物はやったことが無かったけど、バルセロナで初挑戦。
意外とうまくいき、おいしく食べる。ただ、何かが足りない気がするのだが、さすがにその何かが分かるほどの技量に到達していないので、わからないまま。