22 カンプ・ノウ、バルサ
いつも行っていたビュッフェ形式のレストランが0.4EUR 値上げしていた。
ここは米がたまに出るので気に入っている。
それにしてもスペイン、というかバルセロナは物価が高い。
数カ月滞在の人間として生活しているためかもしれないが、東京と同じかそれより高いくらい。
通貨単位がユーロなんで、5ユーロといわれると、「ふーん」と思ってすんなり払うが*1、円換算すると今なら×155円で930円。定食頼むとこのくらいの値段はする。市内中心部だともっとするかも。8ユーロとか9ユーロとか。
だからか、多くの人がバゲットとか家から持ってきて食べてるんだけど、よくそれで持ちますね、と思う。
みんなアルミホイルにくるんで家から持ってきている。
東京でも確かに都心でお昼を食べようと思ったら千円位するけれども。
6年前に来たときはそんなことは無かった。まだペセタだったけど、それでも物価は半分より少し高いくらい。そのときは旅行だったけど、宿代とか交通費含めて1日平均5000円でいけたけど、今のバルセロナはかなり切り詰めないとコレでは厳しそう。
ユーロになる際、ヨーロッパの中でも物価の高い国と低い国とが合ったわけだが、結果として物価の高い水準に引っ張られてしまったらしい。
定食でも安いところは確かにある。4EUR位で出してくるところもあるが、そんなところは中身がしょぼくて足りない。
ただし、スーパーとか行くと、例えばスペインのビール”ESTRELLA”は1缶0.49EUR(80円?)!まさに水替わり。あと野菜も1個単位で買えるから独り者には便利。個々の食材自体はそこまで高くないのかもしれない。この辺をうまく使えば安く生活できるのかも。
そういえばこのあいだ、とある人が言っていた。
スペイン *2には、とにかく職がないらしい。そこには色々と原因はあるのだろうが*3、例えば大学とかを出たとしても職がない。日本の大学生の多くはアルバイトをしているが、こっちの学生はほとんどしていないらしい。というよりも、全労働者のうちアルバイトという雇用形態が占める割合が小さいようで、それこそバルの店員やスーパーのレジ打ちしている人の中には、例えば大卒でその職についている人も少なくないらしい。
他方、ヨーロッパには多くの奨学金制度があるらしく、結果として就職が出来ずに大学に残り続ける人が結構いたりする。
こうも社会の状況が違うものなのか。
何気なく、でも何の疑問も感じずに、バルでは「この人は学生アルバイトなんだろうか」とか思っていたけど。
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今日は突然、なんとなく3つ、わかったことがあった。
普段は「何もわからない」日々の連続なのだが、こんな日もある*4。
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夜はCamp Nouへ。
昨日急に思い立ったにもかかわらず、つい先日であったばかりの最高に素敵な方々のおかげで、チケットゲット。
22時キックオフで、21時にアクセス19で待ち合わせ。チケットを頂き、「また飲み会で。」と別れる。
昨晩電話で、「2階席の前のほうで出来るだけセンターより」とわがままなリクエストをさせていただいたら、見事に、本当に言ったとおりのまんまの席だった。
本当にびっくり!!
BOCA231*6。
本当に、最高の席だった。
ゴール裏3階の最上段辺りにいるであろう、彼に大感謝。
そしてまたお願いします。
試合はかなり寒い内容で、かつ深夜12時近くなるとすさまじく空気も冷たく、最後のほうは本当に寒かった。1対1のドロー。ロナウジーニョのフリーキックは盛り上がったけど、それ以外は本当に個人技頼みな展開で、見ていて明らかに点がはいらなそう。コレはライブだからなのか、テレビで見ていたらもっとエキサイティングだったのか。客席もあまり入っていない。